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2008/10/06

ガットの張り方(二本張り)

ガットの張り方講座(2本張り編)です。


《ガットの張り方講座》
はじめに
ここでは分銅式のガット張り機を用いた張り方を記載します。テンションの与え方が違うだけで自動テンション方式でも同じようにして張ることができます。
今はEAGNUS頑張らないバドミントン研究会、楽天などで安く手に入るようになりました。
張り方は簡単ですのでぜひチャレンジしてみてください。
解説はしませんが、千枚通し、ガット巻、クリップなどで引っ張れば同じ要領で手張りもできます。

千枚通しなどの道具は100円ショップでもそろえられますので、古いラケットでまず試してみましょう。
中古の張り機でも十分ですのでヤフオクなんかもチェックしてみてはいかがでしょうか。よく出品されてますよ。


通常(高級張り機)では、固定式クランプとスターティングクランプを用いますが、私の機械ではガット押さえ金具が邪魔になり、スターティングクランプが使用できません。
クランプも手張りなどで用いるフローティングクランプです。またスターティングクランプは別売だったりしますのでスターティングクランプをさらに別に準備する必要があります。(結構高いです)そこでスターティングクランプを用いない方法をご紹介します。


※写真をクリックすると拡大表示します。
※内容充実のため、予告なしに加筆修正する場合があります。ご了承ください。


《ガットの張り方(二本張り)》

<一本張りはこちらを参照してください>

・必要なもの
ガット張り機:分銅式、自動式など
フローティングクランプ(2個):縦糸を張るときどうしても2個必要です
ニッパー:ガットの切断用。ガットが通りにくくなったときに斜めにカットしたりします。
ラジオペンチ:ガットを結ぶときや細かいところの作業にあれば便利です。なくとも可。
千枚通し:ガットが通りにくいときに千枚通しを通すと通りやすくなります。
ガット:好きなものを
ラケット:これがないと始まりません
ガット張りで準備する道具 ガット張りで準備する道具

1.ガットの準備
まずガットを準備します。市販のガットは1巻10mです。まず縦糸を準備します。ラケットの長さの8本分を計ってカットします。だいたいロングサイズラケットで長さが67.5cmですから5.4mになります。1巻を半分にしても大丈夫だと思います。丸めてあるガットには癖がついていて、絡まりやすいです。一度全部伸ばしてから作業をすると絡まりにくくなります。

ガット準備

ガットがなくなったら大変!予備も準備⇒バドミントンガット専科

2.それでは張り始めましょう。張り始めが一番肝心です。固定クランプやスターティングクランプを使えば楽かもしれませんが、簡易版の張り機にはありません。スターティングクランプって値段が結構高いんです。そこで次のようにして張り始めます。

・ヘッド部中央から左右に1本ずつガットを通します。
・ガットの端同士を合わせて引き、ガットが2等分の長さになるように調整します(左右分)。さらにグリップ側から見てガットがラケットの中心にあることを確認します。
・下からガットを通してヘッドに戻します。左右2本の合計4本のガットを張ります。
中心確認 4本確認


3.ラケットを機械にセットします。縦方向を気持ちのばし気味にするといいと思います。
しっかり固定しましょう。
最初にラケットを固定してからガットをセットしてもOKです。ガットを張ってからではラケットをセットしにくい機種ではそうしましょう。

ラケットをセットしたところ


・機械の重りを張るテンションに合わせ、左右同時に(2本いっしょに)テンションをかけます。このとき、おもりは水平にならないはずです。そのままでかまいません。後でもう一度テンションをかけなおしますので軽くひきます。手で引く程度でもかまいません。

・ガット2本を引いた状態でクランプで左右2本ずつ下からはさんで固定します。位置は上方でもセンターよりでもかまいませんが、上からはさむとねじれて緩みますので下からはさむほうがいいです。


プリテンション
片側だけクランプした状態。同様に反対側のガットもクランプします。

・おもりを戻してテンションを緩めます。今度は片側1本のガットにテンションを徐々にかけながら、引いた側のクランプをはずします。重りが水平になるようにクラッチを調整します。たいていガットをかけたところだけがまわせるようなスプリングクラッチがついていると思います。調整してください。その後クランプで固定し、テンションを緩めます。

最初の引っ張り

・もう片方のガットも同じようにして徐々にテンションをかけながらクランプをはずして、所定のテンションになるように(おもりが水平になるように)クラッチを調整します。

・おもりをもどし、ガットを通します。このあとは左右1箇所ずつ通して、左右1本ずつテンションをかけていきます。

・後は同じように繰り返し、縦糸を張っていきます。

最初の4本以外は1本ずつにテンションをかけていきます。
これは最初だけは1本ずつかけるのが難しいためです。

縦糸の張り 縦糸の張り


・中心から数えて上側の穴の11個目まで通したら下側は11個目を飛ばして12個目に通します。

縦糸の最終位置 縦糸の最終位置 縦糸の最終位置

・テンションをかけクランプでとめます。クランプは次の作業を考え、まんなかよりに付けると後の作業がしやすいです。

・ラケット下側の中央から数えて8番目の穴にガットを通して縦糸を固定します。
 ガットが通りにくいときは、あらかじめ千枚通しを通すと通りやすくなります。
 またガットを斜めにカットしなおしても通りやすくなります。

縦糸の止め

エイトノットでガットを固定します。縦糸に結んだガットのわっかにさらにガットを通し、最初のわっかを引っ張りもうひとつのわっかを引っ張ります。説明が難しいので写真やリンクを参照してください。最初のわっかを引くときは縦糸にそって上へ引き、ガットを引きながら下げてくると強く締められます。
ラジオペンチで引くとやりやすく力が入ります。(強すぎるとラジオペンチではさんだところで切れることがありますから注意してください)

縦糸の止め  縦糸の止め

左右同様に行い、結んで固定します。クランプをはずし、あまったガットを切って縦糸の終了です。
縦糸終了

次に横糸を張ります。

上中下とテンションを変えるといいというのがありますが全部同じテンションでかまわないと思います。
それほど効果があるとは思えません。

・残っているガットの先端を斜めにカットし、穴に入りやすくします。その後上側の中心から8番目の穴にガットを通し、縦糸が上下になるように交互に編みこんで反対側の中央から8番目の穴に通します。
ガットのカット 横糸開始

このガットを中央から7番目の穴に通し、縦糸に絡めてエイトノットで結びます。
横糸留め 横糸留め
・ガットの反対の端(ガットが長く残っているほう)を最初に入れた穴の隣(結び目のないほうで、中央から9番目の穴)に通し、先ほど通した横糸とは上下が反対になるようにして縦糸を下上に交互に編みこんで行きます。そして反対側の中央から9番目の穴に通します。
横糸は上下交互にくぐらせる
<横糸はこのように前に張った糸とは上下交互になります>

横糸はじめ
<横糸の最初の結び目(7番目)と同じ側にガットの反対の端がきます>


・おもりが水平になるようにガットにテンションをかけ、クランプで上から横糸2本をはさんで固定します。
横糸はじめ

・テンションを緩め、横糸を通します。先ほどと同様に、上下交互に通します。前の糸が上なら今回は下ですね。ガットは縦糸を上下に交互に編むようにして張ります。このあと横糸は一本ずつテンションをかけていきます。
横糸を通しているところ

・通し終わったら、テンションをかけ、クランプで固定します。
テンションをかけているとこと

・これを繰り返して張っていきます。

・ラケット下部の中央から9番目まで張ったら、横糸は終了です。(8番目には縦糸の結び目があります)
下部から7番目の穴に通し、縦糸に絡めてエイトノット(写真参照)で結んでとめます。

 

クランプをはずして、あまったガットを切り落として終了です。

・ラケットを機械からはずし、最後に千枚通しでガットを平行になるように直して完成です。

お疲れ様でした!!

後片付けはきちんとしましょう!


注)
今回横糸は上から張りましたが、下から張ってもOKです。あるショップではラケットの損傷が少ないという理由から下から張っているそうです。私はその時の気分で上から張ったりしたから張ったりします。推奨テンションないであれば問題ないかと思います。




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コメント

すごく困ってます。 張名人教えてください。イグナスST200スプリング式を買ったのですが、ガットを挟んで引っ張ると滑ってテンションがかかりません。アルティマックスが全くテンションがかからずイグナスさんにも相談したのですが、解決できず…。ヨネックスのガットなので、以前ヨネックスで売っていた張り機で張れないなんてないと思い色々やってます。 だれか同機種使っている方、ガットの滑りや挟み具合を教えてください ちなみに挟む部分のネジは取れるくらいにしています。ロールでガット買いたくても、テンションかからないから怖くて買えません・・・。

始めまして。
自分もバドミントンをしているのですが、近くのスポーツショップのガット張替え工賃が高く
EAGANSのストリングマシーンを購入して自分で張ったが安いんじゃないか!と思い検索しているとこのサイトにたどりつきました。
しかし、全くストリングを張る知識がありません・・・。
そこで失礼ですがストリングについての相談にのってもらえればと思いメールをお送りしました。

質問としては・・・
スプリング式と分銅式では根本的に何が違うのか、専門的な用具をつかわないですむのはどちらか
分銅式を購入した場合にはテンションキャリブレーター?は必要かということ
6点支持と2点支持はどちらがよいか?ということ(ショップでは26ポンドでいつもはりあげています)
EAGNASでストリングマシンを購入した場合ほかに専門的な工具をそろえないといけないのか?とうことです

まったくのど素人なので何か他にアドバイスがあればお願いいたします
また自分はバドミントンのラケットしか張る予定がないのですが、どの機種がオススメというのはありますか?
http://www.eagnas.com/japan/

お忙しいとはおもいますが、もしよかったらメールにてご返答よろしくお願いいたします。

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